幅広足ランナーに最適な理由を解説
外反母趾や扁平足の影響でワイドサイズのシューズしか履けないランナーの方はシューズ選びに苦戦しますね。
ジョグ用シューズならワイドサイズが展開されているものも少なくありませんが、中級者以上の方のレース用となると、どこのメーカーもスタンダードサイズのものばかり。
レース用にカーボンプレート入りシューズを履きたいのに、自分の足に合うものが見つからない・・・ なんていうお悩みを持っている方は少なくないはず。
私もその中の1人です・・・
フルマラソンでサブ3を目指す上で、シューズの力も借りたい。
でも合うシューズが見つからない。
そんな方におすすめなシューズが、ミズノ ウエーブリベリオン フラッシュ2 ワイド です!

出典:ミズノ公式
シューズの基本情報
まずはシューズの基本スペックを簡単に紹介します。
シューズ名:WAVE REBELLION FLASH 2 WIDE
タイプ: 挑戦のための機能を詰め込んだレーシングモデル ワイドサイズ
重量:約245g (27.0cm 片方)
価格:18,700円(税込定価)
特徴
✅ 推奨ペース 3’30~5’00/km
✅ ミズノ独自のスピードテクノロジー「スムーススピードテクノロジー」を搭載
✅ ガラス繊維で強化されたナイロンプレートを搭載
✅ かかとの部分のソールを薄くする独自の形状により、筋腱の負担を軽減し、スムーズなフォアフット接地をアシスト
実際に履いてみた感想
幅広足ランナーへのおすすめ度
3Eのワイドサイズです。ミズノは4Eのスーパーワイドサイズもありますが、レース用シューズでは3Eが最大の幅です。
実際に履いてみた感じ、外反母趾の部分はそこまで圧迫感がありませんでした。中程度の外反母趾の方は十分履きこなすことができるサイズ感です!
一方、足の甲の周りはややキツめに感じました。私の足で27.5だと少しパツパツな感じがします。いつものシューズのワンサイズ上も選択肢に入れておいても良いかもしれません。
外反母趾の方や幅広の方の有力な選択肢になり得るシューズです!
足を通したとき
かかとの部分が薄くなっていて、初めは違和感がありました。立っているだけで重心が前に移動することを体感できます。
また、つま先部分が反り上がっているため、少し体を前に倒すだけで自然と前に転がっていくような感覚になります。

出典:ミズノ公式
ジョグをしてみて
キロ5’00程度のジョグをしました。数歩走った時点でグラスファイバープレートの反発力を感じることができます。
普段のジョグでは、よくアシックスの「ハイパースピード3」を履くのですが、このシューズでジョグをする時と比較して、自分の体感でキロ10”〜20”くらいペースが速くなっていました。
このくらいのスピードで走る方にも十分シューズの恩恵が感じられるでしょう。
12kmのペース走をしてみて
キロ4’10で12kmのペース走を行いました。
プレートの反発が程よく、自然とスピードが上がります。また、シューズの形状の影響か、姿勢が崩れにくいと感じました。
クッション性もあり、走っていて疲労を感じにくいシューズだと感じます。
レース用としては重量のあるシューズですが、シューズの重たさを感じることはありませんでした。
ウエブリベリオン フラッシュ2 と同等のシューズとして、マジックスピード4 が挙げられますが、プレートの反発はウエーブリベリオン フラッシュ2 の方が上かなと感じます。
メリット・デメリット
メリット
✅ グラスファイバー ナイロンプレートの反発力
✅ クッション性のあるミッドソール
✅ 姿勢が良くなり、効率的なランニング動作に誘導
✅ コスパ最高!
グラスファイバー ナイロンプレートの反発力
このシューズはカーボンプレートではありませんが、心地よい反発力が非常に魅力的です。
5’00/km程度のスピードから反発を感じることができるので、気持ちよくスピードを上げていくことができます。
クッション性のあるミッドソール
トップモデルであるWAVE REBELLION PRO2 にも採用されている「MIZUNO ENERZY LITE+」素材が採用されており、クッション性が高いシューズです。長距離を走っても疲れにくく、ハーフマラソンやフルマラソンで活躍が期待されます。
姿勢が良くなり、効率的なランニング動作に誘導
独自のソール形状により、自然と理想的な姿勢に近づきます。また、ヒールストライク(かかと接地)の方でも、違和感なく自然とフォアフット走行に近い効率的なランニング動作に誘導されます。ランニングエコノミーの向上にもつながります。
コスパ最高!
サブ3を目指せるレース用プレート入りシューズにも関わらず、定価は税込18,700円という最高のコスパシューズです。この性能で20,000円を切るなんて・・・
現状、このシューズに対抗しうるシューズはアシックスのマジックスピード4 だけでしょう。
デメリット
✅ インソールの取り外しができない
✅ カラーバリエーションがない
✅ 耐久性は不明
✅ レース用としては少し重ため
インソールの取り外しができない
レース用シューズにはよくあるのですが、このシューズもインソールの取り外しができません。偏平足の方や、足に問題を抱えている方など、独自のインソールに付け替えたい場合は、無理やりインソールを剥がして交換することになります。ちょっと勇気がいりますね・・・
カラーバリエーションがない
2Eサイズには複数のカラーバリエーションが存在しますが、3Eのワイドサイズはホワイトしかカラーバリエーションがありません。カラフルなカラーを好む方にとっては残念ですね。ちなみに、3Eはメンズしかありません。
耐久性は不明
レース用シューズですから、アッパー部分が非常に薄くできています。足を入れると靴下の色が透けて見えるくらいです。普段のポイント練習や距離走に使っていったとき、どのくらいの走行距離まで耐用性があるか不明です。
レース用としては少し重ため
私のシューズは27.5で247g でした。決して重たい部類のシューズではありませんが、サブ3を目指す上でシューズは軽いに越したことはありません。履いていて重さは気にならないとはいえ、練習用のシューズでも200g前後のものがある中で、240gを超える重量はデメリットと言わざるを得ません。
これらのデメリットが気にならない方には間違いなくおすすめの1足です!
マジックスピード4との比較
ウエーブリベリオン フラッシュ2 ワイド と唯一勝負できるワイドサイズのカーボン入りレースシューズはアシックスのマジックスピード4 だけです。この2つのシューズを比較してみます。
ウェーブリベリオン フラッシュ2 | マジックスピード4 | |
価格 | 18,700円(税込) | 18,700円(税込) |
重量 | 245g(27.0cm) | 245g(27.0cm) |
プレート | グラスファイバー強化ナイロンプレート | フルレングスカーボンプレート |
ミッドソール | 上層:MIZUNO ENERZY LITE+ 下層:MIZUNO ENERZY LITE | 全体:FF BLAST PLUS 前足部:FF TURBO |
ソール厚 | ヒール:35mm ドロップ:0.5mm | ヒール:42.5mm ドロップ:7mm |
アッパー | エアメッシュ | エンジニアードメッシュ |
メーカーが異なるので名称での比較は難しいですね。私の主観も含めて比較していきます。
価格
どちらも全く同じ18,700円 ということで、価格は全くの互角です。
重量
こちらも245gで全くの互角。ちなみに、ウエーブリベリオン フラッシュ2 ワイド の発売日が2024年1月19日。マジックスピード4 の発売日は2024年7月なのですが、マジックスピードシリーズの価格は毎回このくらいなので、お互いが意識し合っているのかもしれません。
ミッドソール
ここが最も唯一と言ってよいくらいの大きな違いがあります。
ウエーブリベリオン フラッシュ2 ワイド
【ミッドソールの構造】
上層:MIZUNO ENERZY LITE+
下層:MIZUNO ENERZY LITE
これらの間に、グラスファイバーで強化されたナイロン製のウエーブプレートが配置されている。
【素材の特徴と機能】
MIZUNO ENERZY LITE+
このミッドソール素材は、「ウエーブリベリオンプロ2」にも使用されている高性能な素材です。軽量性と反発性を兼ね備えています。
MIZUNO ENERZY LITE
下層に使用されるこの素材は、クッション性と安定性を提供します。
グラスファイバー強化ナイロンウエーブプレート
このプレートは、ほぼ全面に配置されており、遅延のないバウンド感を生み出します。カーボンプレートと比較して、より多くのランナーに適した感覚を提供します。
また、ウエーブリベリオンシリーズのソールは、ミズノ独自のソールテクノロジー「スムーズスピードアシスト」が採用されています。これは、かかと部分が切り取られたような構造が特徴で、フォアフット走行に誘導する効果があります。

出典:ミズノ公式
従来のミッドソール搭載モデルと比較すると、柔らかさが約22%、反発性が約35%向上しているとのことです。
また、ドロップがほとんどないのもこのシューズの特徴です。
マジックスピード4
【ミッドソールの構造】
全体:FF BLAST PLUS
前足部に追加:FF TURBO
間にカーボンプレートが配置されている。
FF BLAST PLUS
このミッドソール素材は、クッション性が高く、ソフトな接地感を提供します。
FF TURBO
このソールは「メタスピード」シリーズにも採用されている高性能な素材です。前足部に新たに追加されたこの素材は、反発性に優れています。蹴り出し時の反発性を向上させる効果があります。
カーボンプレート
ミッドソールの前部から後部にかけて搭載されており、蹴り出し時の足の動きを安定させ、効果的に身体を前方向へ推進する役割を果たします。
前作と比べてミッドソールの厚みが約5mm増加し、クッション性が大幅に向上しています。また、FF TURBOの追加により反発性も向上しています。
ミッドソールの厚みは、ヒール部で42.5mm、フォアフット部で35.5mmとなっており、明らかな厚底設計になっています。これにより、長時間の使用にも耐えられるクッション性を実現しています。
ミッドソール比較の考察
両モデルとも、高性能なミッドソール素材と特殊技術を採用することで、クッション性と反発性のバランスを追求しています。プレートはどちらもメーカー2番手のものを使用。どちらも同じくらいの反発を感じました。
ウエーブリベリオン フラッシュ2 ワイド は最初こそ違和感があるものの、ドロップが少なく履きこなしやすいシューズです。自然とフォアフットに近い接地になるので、ミッドフットからフォアフットでの接地の方におすすめです。
一方、マジックスピード4 はドロップが多いのでかかとから接地してつま先で地面から離れるような走り方に向いています。ヒールストライクの方におすすめです。
結論
クセあり幅広ランナーのレース用もしくはポイント練習用に特におすすめ!
ウエーブリベリオン フラッシュ2 ワイド は外反母趾や偏平足などでワイドサイズのシューズしか選択肢のない方のレース用やポイント練習用に非常におすすめです!
特にサブ3.5~サブ3を目指す方のレース用やポイント練習用 におすすめです!
どのメーカーも、初心者用のシューズや、ジョグ用シューズではワイドサイズを展開しているのですが、カーボンプレートを搭載したトップシューズでは標準幅未満のシューズばかりです。
私もかつては4Eのジョグ用シューズを履いてフルマラソンに出場していましたが、サブ3.5を達成してからは、より高機能のシューズを求めるようになりました。
しかし、クセ足ランナーが履ける高機能シューズはなかなか見つからない・・・
そんな中で、ウエーブリベリオン フラッシュ2 ワイド は 数少ないワイドサイズの展開があるサブ3向けの高機能シューズ。
ワイドサイズしか履けない中・上級者のレース用として最高の1足です!
気になる方は以下のリンクから最新価格を確認してみてください!
今回、ウエーブリベリオン フラッシュ2 ワイド と比較した、アシックスのマジックスピード4 のレビューも記事にしています。よろしければ参考にしてください。
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