アラフォーになって、こんなこと感じたことはありませんか?
- 若い頃の服がきつくなってきた
- 今まで似合っていた服が似合わなくなってきた
- お腹がぽっこり出てきたような気がする
- 写真や鏡に映る自分が老けて見える
そんな瞬間にちょっと落ち込んだことはありませんか?
正直、私もまったく同じでした。
自分の姿に自信をなくして、いつしか自分自身の体の現実から目を背ける・・・
「これがアラフォーっていうことなのかな」
とどこかで諦めていたんです。

しかし、40歳を過ぎた今では、以前より自分の体型に自信が持てるようになり、かつてのように悩むことがなくなりました。
もちろん、急に変わったわけではありません。
そのきっかけは、「体重計」と「鏡」にあったのです。
もちろん、運動や食事管理も大切です。
でも、初めはこの2つを味方につけたことで、若返りへのスイッチが入ったんです。
なぜ「体重計」と「鏡」が若返りの第一歩なのか
体重計と鏡は、どちらも「自分を客観視するツール」です。
体重計に乗れば、自分の体重の現実が数値で分かります。
鏡を見れば、実際に自分が人からどのように見えているのかが分かります。
このように、自分自身の状態を客観的に観察・記録して変化を意識する行為を「セルフモニタリング」と呼びます。
心理学の研究でも、セルフモニタリングには行動を改善する効果があると証明されています。
例えば、週1回以上の体重測定を続けた人は、週1回未満の人に比べて5倍多く減量できたというデータもあるんです。

自分の現実から目を背けず、向き合うことで、「このままではまずい」「行動を改善せねば!」という危機感が生まれるんですね。
私は、週1回とは言わず、毎日体重計に乗り、自分の姿を鏡でチェックする習慣を続けました。
暴飲暴食をしてしまった翌日なんかは、正直、体重計や鏡に近づきたくもありません(笑)そんなときでも、ちゃんと現実の自分と向き合うんです!
そうすることによって、その後の行動が変わっていきます。
この小さな積み重ねこそが、若返りの第一歩になるのです。
今日から始める実践ステップ
実際に、今日から始められる行動を紹介します。
これがアラフォー男性の若返りの第一歩です!
STEP1 まずは「毎日測る」を習慣にする
まずは毎日体重計に乗ることから始めましょう。
この習慣を身につけることがセルフモニタリングのスタートです!
習慣化させるコツは、毎日同じタイミングで体重計に乗ることです。
私の場合は、朝起きて洗面所で身支度をするときに体重計に乗るようにしています。
洗面所に体重計を置いておけば、体重を測り忘れることはほとんどありません。
私の知人には「玄関に体重計を置いておく」という強者も!
彼は家を出る時に必ず体重を測るのだそうです。
要は、自分が無理なく続けられる仕組みをつくることが大切なんです。
また、いつも同じ条件で体重を測ることもポイントです。

食前と食後、朝と夜という違いだけでも、体重は変わります。
「朝起きて食事の前」など、体重を測る条件を決めておくとよいでしょう。
ただし、あまり厳密にしすぎると続けるのが億劫になるので注意が必要です。
まずは「体重計に乗ること」が最優先です。
さらに、測定した体重をアプリ等で記録すると効果倍増です!
測定結果をグラフ化してくれるので、変化を実感しやすくやる気が出てきますよ。
STEP2 鏡で「姿勢・お腹・顔まわり」をチェック
できれば全身が映るサイズの鏡があるとベストです。
朝の着替えやお風呂上がりなど、服を脱ぐタイミングで自分の全身をチェックしましょう。

食べ過ぎた日の夜はお腹が出ますし、お酒を飲み過ぎた翌朝は顔がむくみます。
このような変化を把握するだけでも、自分の行動改善につながるのです。
また、鏡の中の自分をよく見ると、
など、いろいろなサインに気づきます。
まずは自分の現実を知ることが大切ですね。それが若返りへの第一歩です!
STEP3 比較対象は過去の自分
体重を測定したり、鏡を見たりする時に気をつけてほしいこと。
それは「過去の自分と比較すること」です。
つい、芸能人やモデルさん、もしくはSNSで発信している方などと比べてしまうこともありますよね。
しかし、そこに落とし穴があります。
彼らはもはや別世界の人間です(笑)
彼らと自分を比べても、モチベーションは下がる一方です。
大事なのは過去の自分との比較。
「1ヶ月前の自分や1年前の自分と比べてどうなっているか」というところに目を向けてみてください。
前日の自分と比較して一喜一憂するのも少し危険です。
体重は日によって上下するものですし、水分量でも変わります。
ランニングが趣味の私は、ランニングの前後で体重が2kg変わることも。
これは汗によって水分が体から抜けることが原因です。
なので、「前日より1kg増えたから太った」と思う必要はありません。
長い目で見て、少しずつ減少していればそれでOK。
焦らず、淡々と自分の変化を観察することが継続のコツです。
まちすけのリアル体験
私の若返り計画は、35歳くらいのときに知人に言われた「最近お腹が出てきましたね」というひと言が始まりでした。
うすうす気づいてはいたんです。
でも、現実から目を背けていました。
試着室で着る洋服がどれも似合わない。
何を着てもカッコよく見えない。
スタイルが悪くなった?
そんなときに言われたあのひと言が胸に刺さりました。

「このまま歳を重ねたら、ますます老けていく」
そう思った瞬間、スイッチが入りました。
まず始めたのは、毎日体重を測ること。
しばらくこれを継続していると、
- 何もしなければ体重は減らない
- 体重が減ると嬉しいし、増えるとがっかりする
そんな当たり前のことに気づきました。
「明日の体重が少しでも減っていると嬉しいな」
そんな思いで、お菓子を控えたり、歩く量を増やしたり、自然とマインドや行動が変わっていったんです。
しかし、最初の2週間は体重の減りを感じられず。
「30歳を過ぎると痩せなくなる」って言うしなぁ・・・
と、やる気が落ちかけました。
それでも、毎日アプリに体重を記録し続けて気づいたことがありました。
短期的には体重のグラフが上下しているだけにしか見えなかったんです。
しかし、1ヶ月くらい続けてみると、なんとなく緩やかにグラフが下降しているのが分かったんです。

さらに、鏡の中の自分の姿にも少しずつ変化が見えてきました。
なんと、腹筋にうっすらと筋が出始めていたんです!

自分の変化がグラフの形や見た目に現れてくると、どんどんモチベーションが上がっていきました。
そこからは焦らず今までの習慣を継続していくだけ。
結果、3ヶ月で7kgの減量に成功しました。
減量して体型が変わったことにより、毎日鏡で自分の姿を見ることが楽しみになりました。
この成功体験と、手に入れた引き締まった体によって、自信がつき、心の若返りにもつながったのだと思います。
継続のコツ 体重計と鏡を味方にする
ごく普通のアラフォー男である私ができたのですから、きっとこの記事を読んでいるあなたにもきっとできます!
ここでは無理なく継続するための3つのコツを紹介します。
1.すぐに結果を求めない
多くの人は、行動に対してすぐに結果を求めがちです。
でもそんなに早くは変われません。
だって、40年近く生きてきて出来上がった今の体じゃないですか。
すぐに結果を求めると、なかなか結果が出ないことでモチベーションが下がってしまいます。
私の場合でも、だいぶ早く結果が出た方だと思います。
半年くらい続けてみてやっと結果が出るかな?くらいの気持ちでいるべきですね。
最初の1、2ヶ月は準備期間だと思って、焦らずいきましょう。

2.体重計や鏡を避けない
暴飲暴食をしてしまった翌日は、体重計に乗りたくなくなります。
「どうせ体重増えているし・・・」って思いますよね。
でも、1度の暴飲暴食くらいで太ることはありません。
体重が増えたのは一時的なもの。翌日には元に戻っていることがほとんどです。
問題は、「怖いから測らない」ということを習慣にしてしまうこと。
1日体重計に乗ることを避けてしまうと、次の日も、その次の日も避けてしまうことにつながります。3日間体重に乗らないと、もう「体重を測る」という習慣はなくなってしまうかも。
鏡についても一緒ですね。
「今日は体型に自信がないな・・・」と思って鏡を見ずにいると、そこからどんどん鏡を避けるようになってしまいます。
ちゃんと現実と向き合う勇気が、若返りの土台になります。
3.完璧を求めない
若返りを目指して減量しようと思ったときは、モチベーションが高い状態です。
「よし、これから頑張るぞ!」と気合を入れれば入れるほど、人は完璧を求めたくなります。
- 毎朝、トイレに行く前体重を測る
- 毎日必ず運動する
- お菓子を食べてはならない
というように、厳しい決め事を作りがちです。
しかし、そういう人ほど「熱しやすく冷めやすい」状態になってしまいます。
完璧を求める人ほど、続けられなかったときに落ち込みやすいもの。
なので、完璧を求めず、ゆるく継続していくことが大事です。
「短期集中」よりも、「ゆるゆる継続」の方が成功しやすいのです。

体重計と鏡は、あなたの成長を1番近くで見守ってくれる味方です。
完璧じゃなくていいんです。
今日できることを、少しだけ継続していきましょう。
まとめ
若返りの第一歩は、「体重計と鏡を味方につけること」。
それだけで、自分の変化を感じ取り、行動が少しずつ変わっていきます。
大切なのは自分の現実を客観的に観察すること。そして、短期的な変化ではなく、長期的な変化に意識をおくことです。
まずは明日の朝、体重計と鏡の前に立ってみましょう。
その一歩が、あなたの新しいスタートになります。
次回は「無理な減量より、継続できる減量で代謝を取り戻す」についてお話しします。
焦らず、心も体もリバウンドしない「本当の若返り習慣」を一緒に作っていきましょう!


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