先日、X にこんな投稿が流れてきました。
「地方のイオンモールでよく見かける、こういう格好の人が本当に嫌い」
槍玉に挙がったのは、青いボタンダウンシャツに、ベージュのチノパン、肩掛けのボディバッグ、そしてスニーカー。ごく普通の、どこにでもいる「お父さん」の服装です。

この投稿は大きな議論を呼び、世の男性たちからは「じゃあ、何を着ればいいんだ…」と悲鳴が上がりました。
申し遅れました。このサイトの運営者の「まちすけ」と申します。
運動不足でお腹が出始めた普通の30代のおじさんでしたが、ランニングで若返り、38歳のときに18歳年下の女性と交際できました。今は「アラフォーがより魅力的になる方法」を発信しています。
先に、私の考えをはっきり言います。
あの服装を「嫌い」と叩くのは、間違っています。個人の好みや価値観の問題ですから、SNS上でわざわざ攻撃する必要はありません。
しかし、正直に言えば、もう一つの本音があります。
あの服装のままでは、若い女性に選んでもらうことはできません。
清潔感は合格点なのに、なぜか「おじさん」に見えて、ものすごく損をしているのです。
その理由を、そしてファッションセンスゼロの私が「おじさん見え」を克服した方法を、これから具体的に全部お話しします。読み終わるころには、明日の服選びが変わっているはずです。

きっかけは1つのX投稿|「イオンでよく見る服装」論争
まず、何が起きたのかを整理します。発端は、ある人の「田舎のイオンでよく見るこの服装が嫌い」という一言の投稿でした。
批判された服装はこちらです。
- 青いボタンダウンシャツ
- ベージュのチノパン
- 肩掛けのボディバッグ
- スニーカー

これに対して、ネット上では擁護の声が多数派でした。
「誰にも迷惑かけてないよね?」
「落ち着いたパパさんの格好で、百点満点だと思う」
「いちいち他人の服装をチェックしてるの?」
(参考:記事はこちら)。
つまり、「この服装は万人に嫌われているわけではない」ということです。
私もそこには同意します。
では、なぜ私が「このままでは選ばれない」と言うのか。
理由は、これが「アリかナシか」の問題ではなく、「戦略」の問題だからです。
おかしくはないが、「おじさん見え」している
以前、私はハーフパンツ論争の記事で、「アラフォーはまず清潔感が絶対条件だ」とお話ししました。
すね毛や体型を整え、不潔に見えないようにする。今回イオンで批判された服装は、その清潔感の最低ラインは、ちゃんとクリアできています。
問題は、その次です。減点はゼロですが、加点もゼロなのです。つまり「無難すぎて、ただのおじさんに見える」状態なのです。これが選ばれない最大の理由です。
「イオンでよく見かける」という表現の通り、この服装はいわゆるおじさんのテンプレのような服装ですよね。決して悪くはないのですが、若い女性とお付き合いしたいアラフォー男性は、そことの差別化を図りたいんです。
だからこそ、「イオンでよく見かける」と言われるようなファッションをしてはなりません。
よりかっこよく、スタイリッシュなファッションを心がけたいのです。
あえて厳しいことを言います。アラフォー男性が、いかにもおじさんに見える服装をして、モテるはずがありません。

お父さんであっても、美意識を手放した瞬間に、若い女性の目には「ただのくたびれた中年」として映ってしまいます。これは、私も実体験として痛感していることです。
逆に言えば、やるべきことさえ押さえれば、センスがなくても「おじさん見え」から抜け出せます。
お金も、特別なセンスもいりません。必要なのは、これから紹介するいくつかのルールだけです。

えっ、あの服そんなにダメ?清潔感あるし、むしろ俺もこんな感じだよ…。

悪くはないよ。でもね、無難な服装だと他のおじさんと差別化できないんだよ。
原因はハッキリしてるから、それを全部教えるね。
なぜ「おじさん見え」するのか?批判された服を4つに分解
では、あの服装のどこがおじさん見えの原因なのか。私の考えをアイテムごとに順番に解説していきます。
青ボタンダウンはサイズと着こなし方次第
まず誤解しないでほしいのは、青いボタンダウンシャツそのものは、むしろ優秀なアイテムだということ。
爽やかで誠実な印象を与え、年齢を問わず似合います。問題はシャツではなく、着こなし方なのです。
私が思う、おじさん見えするボタンダウンの共通点は、
- 肩の縫い目が二の腕のほうまで落ちている。
- 着丈がお尻まで隠れている。
- 身幅が余って胴体の部分が緩い。
この大きめのサイズ感こそが、だらしなさの正体です。
改善はシンプルです。
- 体にフィットするジャストサイズを選ぶ。
- 着丈は短め。ベルトが少し隠れるくらい。
これだけです。
そのうえで、私のおすすめは細身のジーンズやチノパンにベルトを締めてシャツインする。
たったこれだけで、同じ青シャツでも縦のラインが生まれ、別人のようにスタイルが良く見えます。

2つ目のボタンを開けたり、袖を1回折ったり、細かなアレンジや着こなしもアリです。しかし、本質を見誤ってはなりません。もっとも大切なところはそんな枝葉の話ではないんです。
ベージュのチノパンは黒・紺に変えるだけで締まる
次にチノパン。ベージュは膨張色で、下半身をぼやけさせます。
とくに脚が太めの人は、ベージュを履くと余計に太く、もっさり見えてしまいます。色そのものが悪いわけではありませんが、ぼやけがおじさん感を強めるのは事実です。
対して、黒や紺は引き締め色。
脚を細く、長く見せてくれて、しかもどんなトップスにも合います。迷ったらまず紺か黒。これだけで下半身が一気に締まります。
どうしても明るい色を履きたいなら、ダボッとしたベージュではなく細身の白を選びましょう。白は膨張色ですが、清潔感も出て、夏に映えますからね。
スニーカーは黒か白のシンプルなものに
足元のスニーカー自体は、まったく問題ありません。気をつけるべきは「形」「色」「装飾」です。
蛍光色、極太のダッドスニーカー、ロゴやラインがゴテゴテしたもの、何色も混ざったものなど、主張の強い靴は、足元だけが浮いて全体のトーンを崩します。本人は個性のつもりでも、ちぐはぐな印象になりがちです。
おすすめは白のレザースニーカー(コートタイプ)か、黒のシンプルなスニーカー。
この2足があれば、きれいめにもカジュアルにも対応できます。
派手な靴を履きこなせるのは、全身のバランスを計算できる上級者だけ。
私を含む特別なセンスがない人は、無難な白か黒を選ぶのが、結局いちばんカッコよく見えます。

ちなみに、こういう派手なアイテムは「脱おじさん」どころか完全に逆効果。
センスがないまま手を出すと、若作り感・痛々しさが一気に増します。
ファションセンスに自信がある人以外は手を出さない方が無難です。
肩掛けボディバッグは問題なし
批判の的になっていたボディバッグですが、私はまったく問題ないと思います。
選び方のコツは、シンプルで主張の少ない、無地の1色(多くても2色)を選ぶこと。
黒なら何にでも合う万能選手です。
素材はレザーでもナイロンでも構いません。ギラギラした素材や、大きなブランドロゴがドンと入ったものは避ける。これだけ守れば失敗しません。
持ち方も大事です。
だらりと長く垂らすのではなく、ベルトを短めに調整して体に沿わせるとスタイリッシュに見えます。
センスがなくても「脱おじさん」できる4つの鉄則
ここからが本題です。
正直に告白すると、私はファッションセンスがよくありません。
それでも「おじさん見え」から抜け出せたのは、センスではなくルールで服を選んでいるからです。
誰でも、今日から真似できます。
鉄則①|服は「サイズ感」がすべて
最重要はこれです。ジャストサイズ、もしくはやや小さめを選ぶ。ブカブカのオーバーサイズは絶対に選びません。
体型を隠そうとして大きめを選ぶ人が、本当に多いです。しかし、これは完全に逆効果です。
(大前提として、そもそも体型が崩れていたらアウトです)
布が余ると生活感や部屋着感が出てしまい、おじさん感が増します。お腹を隠したつもりが、だらしない人という印象だけが残るのです。
サイズ感さえ合っていれば、おしゃれの8割は成功したようなものです。
具体的なチェックポイントは4つです。
- 肩:縫い目が肩の角にピタッと来るか。落ちていたらサイズオーバー
- 着丈:ベルトが少し隠れる〜お尻の半分が見えるくらい。長いと脚が短く見える
- 身幅:裾をつまんで手のひら一枚分の余裕。余りすぎは部屋着、ピチピチは痛い
- 袖丈:手首の骨が少し見えるくらい。長すぎる袖は一気に野暮ったい
そして声を大にして言いたいのは、服は高級なものより”サイズ感”が大事だということ。
ユニクロやGUの数千円の服でも、サイズがピッタリ合っていればカッコよく見えます。
逆に、何万円もする高級ブランドでも、ブカブカに着ていたら台無しです。だからこそ、面倒でも試着室で肩・着丈・身幅の3点だけは必ず確認してください。
まずは体型を整えてお腹を引き締める。そして、ジャストサイズでスッキリ見せるのが正解です。
お腹の引き締め方はこちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ちなみに、オーバーサイズが好まれがちなパーカーに関しては、タイトすぎるものは逆にダサくなるので注意!
鉄則②|色は「白・黒」中心、増やさない
色選びもルール化しています。白と黒を中心に、全身で使う色は3色以内。これを守るだけで、まとまりと清潔感が出て、選ぶセンスが要らなくなります。
たとえば、白のTシャツ+黒のパンツ+白のスニーカー。これだけで、もう成立します。
迷ったらモノトーンにしておけば、まず失敗しません。
色を足したくなったら、紺・グレー・ベージュといった地味な色を1点だけにしておきましょう。
NGパターンは「おしゃれ=色を足すこと」だと勘違いして、赤いシャツに柄物のパンツ、派手なスニーカー…とあれこれ盛ってしまうパターンです。
色数が増えるほどまとまりが消え、”頑張ってる感”や痛々しさが前に出ます。
赤・黄・派手な柄物は、コーデ全体を計算できる上級者向けです。
おしゃれに見せようと色を増やすほど、逆にちぐはぐで「頑張っている感」が出てしまいます。
これは多くの人がハマる落とし穴です。そんなことを言っている私も昔ハマっていました…
街でパッとおしゃれだなと感じる人ほど、よく見ると2〜3色でまとまっているものです。
おしゃれは足し算ではなく引き算です。白・黒を軸に色を絞るほど、洗練されて見えます。

鉄則③|小物で「シルエット」を崩さない
意外と見落とされがちなのが「シルエット」です。
パンツのポケットにスマホや財布、鍵を入れると、太ももやお尻がボコッと膨らんで、一気にだらしなく見えます。せっかく細身のパンツを選んでも、ポケットが膨らんでしまい台無しです。
特に後ろのポケットにものを入れ過ぎると、お尻のラインが崩れてだらしなさが出てしまいます。
これは鏡で全身をチェックしても見逃しがちなところです。
だから私は、スマホ・財布・エコバッグなどはすべてボディバッグにまとめて入れます。
パンツのポケットには何も入れず、お尻のポケットに入れるのはハンカチくらい。
ついでに、時計やベルトといった小物もシンプルで主張少なめなもので統一しましょう。
小物が静かである方が、全身に「大人の余裕」が漂います。

鉄則④|素材の「小ワザ」で差をつける
最後は素材です。地味ですが、ここで差がつきます。
まず夏場は、汗染みが目立ちにくい化学繊維(ポリエステル混など)や速乾素材を選びましょう。
特にグレーの綿Tシャツは、脇や背中の汗染みがくっきり出てしまうので、夏は黒・白・濃色か、速乾素材に切り替えるのが安全です。

もう一つのおすすめは、生地の織り目で、さりげなくストライプやシャドーチェックが入っているもの。
これは私の好みですが、ベタっとした無地より上品で、立体感と奥行きが出ます。
一枚で様になる素材を選んでおくと、コーデにあれこれ悩まなくて済みます。シワになりにくい素材を選ぶのも、だらしなさを防ぐコツです。
- ブカブカのオーバーサイズを選ぶ
- 色をたくさん使って”盛って”しまう
- 派手なデザイン・色のスニーカーに手を出す
- ポケットにスマホ・財布を詰めてシルエットを崩す
- ”高い服を買えば解決”と思い込む
40代の「ラク」は、ただの「だらしない」に見える
なぜ、ここまで「見せ方」にこだわるのか。
それは、40代の「ラク」は、「だらしない」と紙一重だからです。
「どう見られているか」を意識すべし
オーバーサイズやダメージジーンズ、ヨレた古着など、20代の男性なら許されるルーズさも、40代が同じことをすると、「だらしなさ」や「薄汚さ」に映ってしまうことがあります。

同じ服でも、年齢で意味が変わるのです。
20代の「こなれ」は、40代では「手抜き」に見えかねない。これは残酷な現実として自覚しましょう。
だから私は、休日でも完全な部屋着の延長のような服装にはならないよう意識しています。
一般的に「おじさんっぽい」と見られる服は避け、近所のコンビニに行くだけでも「見られても恥ずかしくない状態」をキープする。
じつはこの一点に関しては、例のニュースで投稿した女性の感覚に、同意できる部分もあるのです。
年下の女性は包容力や大人の落ち着きを求めている
18歳年下の彼女と付き合ってきて、強く感じることがあります。
年下の女性が年上の男性に求めているのは、「包容力」や「大人の落ち着き」です。
そこに、だらしなさや薄汚さは1ミリも必要ありません。
むしろ、いくつになっても自分を整えている人という姿勢こそが、信頼や尊敬につながります。
美意識を手放さないこと。それが、関係を長く続ける見えない努力だと思っています。
「たかが服」と思うかもしれません。でも、隣を歩く相手は、あなたが思う以上にあなたの見た目を見ています。

手を抜いた格好は、「自分への興味が薄れたサイン」と受け取られかねません。だからこそ、デートや外出のときは
- 鏡の前で一度、全身を確認する。
- 靴まで含めてちぐはぐじゃないかを見る。
たったその一手間が、「ずっと一緒にいたい人」という印象をつくっていくのだと思います。

休日くらい、ラクな格好でいいじゃんか…。

実際、それは人それぞれの価値観だから否定はしないよ。でも、アラフォーになって若い女性とお付き合いしたいなら、そこまで気をつけないといけないということだよ。
ただし、SNSで叩くのは違う
ここまで「イオンでよく見る服装」について否定的な話をしてきましたが、最後に一つだけ。
私個人としては、SNS投稿した女性の意見に同意できる部分もあります。
しかし、他人の服装を「嫌い」「ダサい」と叩くのは、まったく別の話で、それは間違っています。

世の中には「おじさんは叩いてもいい」という理不尽な空気があります。そもそもそこがおかしいのです。
誰がどんな服装を着ようと、それはその人の自由です。TPOをわきまえた服装であれば、誰からも否定される理由はありません。
この点についてはハーフパンツ論争の記事でも詳しく書いたので、よければそちらも読んでみてください。
ただ、我々アラフォー男性は、「そういう風潮があること」「そういう意見を持つ女性がいること」は事実として知っておくべきかなとも思います。
叩かれて落ち込んだり怒ったりするのではなく、淡々と整えていく方が、ずっと建設的で、ずっと得をしますからね。
まとめ|清潔感の”次”にある美意識が、選ばれる男をつくる
「イオンでよく見る服装」は、清潔感という最低ラインはクリアしています。
しかし、選ばれる男になるには、もう一歩進んだ美意識が必要です。
体型・サイズ感を整え、色を絞り、シルエットを崩さない。
たったこれだけで、同じ人でも「ただのおじさん」から「清潔感のある大人」へと変わります。
センスはいりません。必要なのは、いくつかのルールと、ほんの少しの美意識だけです。
若い女性から選ばれる男になるために、参考になれば幸いです。
この記事以外にも、アラフォー男性が若々しく変わるためのノウハウをたくさん発信しています。ぜひ参考にしてみてください。

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